町家を建てたかったんです

上越大通りに面した雁木通りに続く「町家」に新築された富岡様のお宅におじゃましました。富岡様のご家族は施主であるご長男様と、お姉様、お母様の3人家族です。
当社で建てられたきっかけを、ご長男様にうかがいました。

上越市の工務店で家を建てたご家族

「町屋を離れ、別の土地を求めようかとも思いましたが、交通の便が良く学校も近くなので、ここで建て替えようと思いました。大手メーカーさんに相談をしたところ『町家はコストがかかる・建築をしたことがない』と言われてしまいました。諦め半分、横尾さんにも同じ相談をさせて頂いた際に、結婚や子供の学費に備えた長期フラットローン、保険の見直しなど、最小限で建てられる堅実な資金計画を提案してくださいました。また、何よりも「町家」を建てたことがあることが最大の決め手でした。」と町屋暮らしを実現するご苦労をお聞きしました。

次に、完成したおウチについて、

「以前の家は、陽があまり入らなかったので、家の中が寒く、部屋も薄暗いため日中でも電気をつけていました。部屋もひと部屋ひと部屋が狭いため、収納スペースがないといった悩みがありました。新しい家の希望はズバリ「明るくて暖かい家」です。出来上がったおウチは、奥行きが感じられる広々とした間取りで、収納スペースも沢山取って頂きました! 窓の配置が素晴らしく、陽もサンサンと差し込むようになり、明るく暖かい家になって本当に大満足です!」お家です。

ご長男様は、将来の結婚を視野にいれ、1階とは別に2階にもリビングとキッチンを、そして子供部屋2部屋を設けました。お部屋は、モノトーンのカウンター家具でシックにまとめ、将来設計はバッチリ! もう少しかたづけが進んだら、バイクいじりをしたいそうです。

お母様は、1階にミシンを置いて、大好きな裁縫を楽しんでいるそうです♪ 伺った時は、クッションの作成中でした(*^▽^*) これから春になったら畑や大好きな花を植えたい! と笑顔でおっしゃっていました。

お姉様におウチのこだわったところをお聞きしたところ、「いずれお嫁にいくので、私は…。」と謙虚に微笑まれていました。そのお姉様のお部屋入り口には、カーテンに可愛らしい大輪のコサージュが飾られていました♪

やりたいことをいっぱい語って下さった明るいお母様、ちょっと女性パワーに押され気味ながらも、にこやかにお話しをしてくださったご長男様と、物静かな中にもいつも笑顔のお姉様。笑いに包まれた素敵なご家族でした。