STORY
二世帯同居がさらに快適になるセミリビングのある家
おばあちゃんと憩う1階、子供がワクワクする2階
大塚様のお宅は、ご主人のお母様との二世帯暮らし。お互いのプライバシーを気づかって、普段みんなでくつろぐ1階のリビングとは別に、2階にセミリビングを設けました。セミと言っても広さはゆとりの8畳。すぐ近くには洗面台とトイレもあり、本格的なリビングとしても十分に使えます。さらに、こちらは勾配天井とロフトを設け、縦に広がりが感じられる空間にしました。この二つは、暖房効率を考えてあきらめた1階リビングの吹き抜けに替わるもの。家伝の槍を立てかけても余裕がある高さを、ご家族は十分に楽しんでいます。
▲キッチンは収納力を重視。食器棚(写真右奥)と食品庫のほか、扉のない収納を設置。吊り戸棚は付けなかったので、開放感も抜群。
▶︎1階に来客があるときや、ほっと一息つきたいときは2階のセミリビングへ移動。吹き抜けの替わりにつくった勾配天井とロフトで開放感がある。
ロフトは、趣味も遊びも楽しめる〝男の隠れ家〟のような存在で、ご主人は、ゆくゆくはここに本を並べて読書するのを楽しみにしています。ただし、「今は子供に占領されていますけど」と言うように、4歳のご長男もやはりここがお気に入り。
新居は、およそ築30年の実家を取り壊して建てました。玄関を北に置き、居室を南側に固めることにしました。抜群の陽当たりと、高効率エアコンと2台の蓄熱暖房機のおかげで、初めての冬はとても快適に過ごせたと言います。「家が暖かくなったせいで、いつまでも起きているようになってしまいました(笑)」とご主人。その分、家族団らんの時間が増えて、うれしくもある大塚様ご家族です。