STORY
ゆとりの空間が叶える共働き家族のスローライフ
オープンな間取りで家族一緒の時間を大切に
陶芸や木彫りをたしなむご主人と畑仕事が大好きな奥様。前川様ご夫妻は、自然に親しみ、手仕事の楽しさを存分に味わおうと、静かな郊外に新居を求めました。無垢床と現しの梁に自然の温もりが感じられる家は、趣味や日々の営みの喜びを分かち合えるつくりにもなっています。リビングと隣り合った書斎は、ご主人が趣味を楽しむための場所ですが、扉は設けていないため、奥様もお子様も自由に出入りできます。いつでもお子様とともに過ごせるよう考えられています。
▲梁を現にし、床は1階、2階ともに無垢のパインを使った。木の温もりが存分に味わえる。1階の冷暖房機はリビングの高効率エアコンのみ。冬場はこれ1台で1階全体が十分温まる。
▶︎ご主人の書斎は扉を付けずに半オープンな形でリビングと接しているため、5畳とは思えない広さを感じる。造り付けの棚は上下に、デスク用のライトは左右に可動。
扉は、お風呂場や階段に続く通路の入口にも設けていません。そのためリビングはかなりオープンな状態になっています。リビング上部には2階に通じる通気口もあり、上で遊ぶお子様の様子は通気口と階段から伝わってきます。家族4人でゆったりとバスタイムが楽しめるように、洗面脱衣所もお風呂も通常よりも大きめのサイズ。キッチンの広さもみんながキッチンに入ってもぶつかることがないと奥様は大満足です。キッチンの使い勝手は、共働き夫婦であるがゆえに、こだわりました。「共働きは、仕事から帰って来てご飯をつくるまでが勝負なんです」と奥様。作業の手を止めることなく子供の様子が見られる対面式を採用。夏場は、採れたてのキュウリやトマトをそのまま食卓に出し、お子様たちが食べる様子を見ながら夕食を準備します。「私のつくった野菜を一生懸命食べている姿を見るのがうれしい。こういう生活がしたかったんです」と幸せな笑顔を見せてくれました。