STORY
絶景かな!「お城の四季を見下ろす」ぜいたくな暮らし
眺めも広さも申し分なし32坪の土地に建つ高基礎3階建ての家
「この景色をより美しく見たかったんです」。松山様ご夫妻が目を向けるのは、日本三大夜桜のひとつに数えられる城郭の桜並木。松山邸は、テラス、お風呂、和室などあらゆる場所からこの桜を眺められるようにつくられました。中でも、家で一番大きなリビングの窓はこのすばらしい眺めを一枚の絵画のように見せてくれます。〝高基礎3階建て〟という高さのあるつくりとなったのは、視点を高くするためと、土地の狭さという最大の問題をクリアするためでした。
▲シックなリビングとは対照的に白で統一した爽やかなキッチン。アクセントのライムグリーンが効いている。照明と戸枠のシルバーがモダンな印象を与える。
▶︎ロフトはとくに次男のお気に入り。設計に興味を持ち、レゴの家づくりに没頭。
ご夫妻と3人のお子様の5人家族がゆったりと暮らせるよう、内部をスキップフロアのような多層構造にし、容積率の上限まで部屋をつくりました。また、テラスを広くつくり、リビングと一体感をもたせるなど、空間を大きく見せる工夫があります。実は、リフォーム番組が大好きだというご夫妻は、狭い家ならではの収納アイデアを見ては横尾社長にもちかけました。しかし、社長からはつれない返事が次々と。その真意は、凝った造作収納は壊れたときの修理の費用が高くなり、お客様には長持ちするもの、簡単に直せるものを使ってほしいという配慮にありました。その笑顔に、本音でやりとりできたことへの満足感がうかがえます。桜並木の向こうのお堀は東洋一と言われるハス池。桜の春を通り越して早くも夏に思いをはせる松山様ご家族です。