外への広がりと家事動線を考えぬいたお家！

　リビング部分は梁表しにして、天井を高くしました。南面に大きな窓を付けたので、部屋中に明るい陽射しが入ります。南面の窓は、冬には暖かい陽射しがたっぷり入りま
す。夏は暑くなるので、窓の外にはグリーンバーを設置しました。日除けシェードを簡単に取り付けられ、快適に過ごせます。　リビングとサンルームの両方の大きな窓から出ることができるウッドデッキを設けました。、LDK から外にも広がるゆとりある空間ができました。

　L D K に隣接した4.5 帖の和室を設けました。2 方向に付けた引き戸は壁の中に収納できます。開けて使えばLDK が広々と使えます。冬はこたつを置いてのんびり過ごしたり、お子さまのお昼寝や遊び場になるので、大活躍です。和室内に大きめのカウンターを設置しました。おひな様を飾るスペースとしても活用します。引き戸を閉めると独立した和室になり、ゲストルームとしてお客さまをお迎えするのに最適です。大きな収納は、お客さま用のお布団、お子さまのオモチャもたっぷりしまえます。

　玄関にシューズボックスとシューズクロークを設けました。シューズクロークの一方にはハンガーラックを設置しました。コートや防寒具もたくさんかけられます。もう一方は可動棚になっていて、長靴などシューズボックスに入らない靴や、外で使うスノーダンプなどもしまえます。

　玄関ホールのカウンターにはかわいらしいタイプの手洗いボールを設置しました。玄関先なので、おしゃれにもこだわりました。玄関手洗いは、ウイルスや汚れを部屋に持
ち込むのを防止でき、お子さまが手洗い習慣を身に付けるのにもいいですね。

　収納たっぷりの玄関からは、リビング方面に入る動線とキッチンへ直接入る動線の2 通りのお帰り動線を確保しました。買い物帰りでは、直接キッチンへ。パントリーがキッチンに入った場所にあるので、重い荷物はすぐにおろせます。

　玄関ポーチには壁を設置しました。人目をガードでき、雨風を避けれるので、雪や雨の日のお出かけや帰宅時にも便利です。 

　キッチンのワークトップと調理家電などを置くカウンターは平行に配置されていて、調理しながら必要なモノに手が届き、動きは最小限になりお料理が楽しくなります。 

　玄関からキッチンへの動線に設けたパントリーは、買い物帰りがラクなだけでなく、お料理中でもすぐに手が届く場所にあるので、とっても便利。お料理の時短になります。扉は付けずロールスクリーンにしました。お料理中は開けておけば、ストレスなくモノの出し入れができます。来客があった時にはさっと隠せます。

　LDK の隣に、一直線の家事動線をつくりました。浴室←→脱衣室＆洗濯機・ガス乾燥機置き場←→洗面室←→ファミリークローク←→サンルームが一直線上に並んでいます。洗濯をしてから干す→しまうが最短の移動でできます。しかもリビングのテレビボードの両脇からこの動線にアクセスできるのでとても便利。家事の合間にリビングでくつろぐこともできます。洗面室と脱衣室が分かれているのもうれしいですね。家族がお風呂を使っていても、来客があっても、気兼ねなく洗面を使えます。

　2 階の3 部屋はすべて角部屋になるように配置しました。角部屋にすることで、各部屋に2 面に窓を付け、風通し、採光の両方を確保することができます。窓は小さめの窓を配置することで外観がスタイリッシュになります。子供部屋同士はそれぞれの部屋のクローゼットで接しています。寝室と一つの子供部屋の間は防音施工されています。互いのお部屋の音が気にならない、プライバシーを考えたつくりです。

　寝室には3 畳の大きなウォークインクローゼットを設けました。入口に扉は付けずにロールスクリーンを付けました。場所をとらず、開けたまま使えば出入りしやすく、閉めれば寝室の雰囲気を保てます。ウォークインクローゼットは3 面にハンガーパイプを設置しているので、多くのお洋服が畳まずにかけられます。上部の棚も3 面に設置しているので、物もたっぷりしまうことができます。

　子供部屋のクローゼットは扉ではなく、ロールスクリーンを採用。開けておくと部屋が広く使えます。モノが多くなったり隠したい時は閉めればお部屋はスッキリ。

　1 階の洗濯＆物干しスペースは充実していますが、さらに2 階の廊下にホスクリーンを設置しました。大量の洗濯物があっても大丈夫です。

　扇風機やお布団、パパの漫画本など、何でも格納することができる6.25 帖の小屋裏収納をつくりました。階段を使って昇り降りできるので、女性やお子さまも安心して利用できます。窓を2 ヵ所付けたので、明るさも十分確保しました。