家のどの部分から一番熱が奪われると思いますか? | 上越市の省エネ住宅のことなら横尾建設工業

家のどの部分から一番熱が奪われると思いますか?

みなさん、こんにちは。急に真夏日のような猛暑に なったり、3月上旬の温度に逆戻りしたり・・・とに かく今年の5月の気温はジェットコースターみたいですね(笑)
最近、お打ち合わせをしていると、『とにかく昨シーズンの冬が寒かった。早く、新しい家を建てたい・・・』 こんな声をこれだけ多く聞くケースは、今まであまり無かったような気がします。
それだけ、昨シーズンの 冬は寒さが厳しかったということですね。
ところで皆さんは、家のどの部分から一番熱 が奪われると思いますか?

家づくりをお考えの多くの方が、断熱材を気にされますが、窓の性能を気にされる方は比較的、少ないように感じます。
外部に接する窓やドアを『開口部』と言いますが、この開口部の断熱性能は、他の部分に比べて極めて低いのが特徴です。
ちなみに、熱は『高い温度の所から、低い 温度の所へ移動する』という特性を持っています。

つまり、
■夏は、外部からの熱い熱が、家内部に入ってくる
■冬は、暖まった家内部の熱が、外部に逃げていく
ということになります。このとき、熱の出入りは、なんと、窓からの出入りが最大です!

●夏・・・家全体で、窓からの熱の侵入が、全体の71%を占めます。
●冬・・・家全体で、窓からの熱の放出が、全体の48%を占めます。

つまり、窓の性能を気にしてあげるだけで、かなりの 断熱性能の向上が見込めます。
また、家全体の断熱性能を向上させるより、窓サッシのグレードを上げた方が、コスト的にも安くすみます。
ちなみに、窓ガラスの性能差を比較してみましょう。

①ガラス一枚(単板ガラス)の窓の、暖気の通過を 100とすると・・・
②空気層12mmの複層ガラス(ペアガラス)の暖気通貨は、48
③空気層12mmの複層ガラスをLow-Eガラスにした物の暖気通過は、30
④空気層12mmの複層ガラスをLow-Eガラスにアルゴンガスを注入した物の暖気通過は、23

つまり、最新の窓ガラスは、昔の窓ガラスに比較して、2割くらいしか熱の通過を許さない優れものとなります。
ちなみに、空気層12mmの複層ガラス(ペアガラス)と、 空気層12mmの複層ガラスをLow-Eガラスにアルゴ ンガスを注入した物の価格差は、思った以上に小さいの です。
さらに、サッシの枠もオール樹脂で出来ているものを チョイスしてください。
ちなみに、弊社の窓は、「12mmの複層ガラス+ Low-Eガラス+アルゴンガス+オール樹脂枠」 です。
そんなに自慢することではないのですが、これからの最低基準だと思って採用しています。

CONTACT

無料相談・お問い合わせ

家づくりへの疑問や質問、お困りのことなど
お気軽にお問い合わせください。