『陽当たりの良い土地の重要性とは? 』

皆さん、こんにちは。それにしても、今年の7月、8月初旬は暑かったですね。8月の後半も、まだまだ暑い日が続くのでしょうか??
さて、今回は陽当たりに留意した土地の選び方についてお話ししたいと思います。消費税10%を見据えて、土地探しのご相談がとっても多い前半でした。お得な土地、利便性の良い土地、広めな土地・・・色々なご希望がございます。
その中でも皆さんが共通して気にしていることがあります。
それは 『陽当たりは大丈夫か?』 ということです。当然、気になりますよね。
では、なぜ陽当たりの良い土地が大切なの でしょうか?
1つ目の理由としては、『日中明るい空間ができる。洗濯物が良く乾く。お布団が干せる。』こんな理由でしょうか。明るい陽当たりの良い家は、気持ちも晴れやかになりますよね。
私が考える2つ目の理由、これがとっても大切になってきます。
『快適な省エネ住宅を、経済的に実現できる。』
つまり、建設コストを抑えながら省エネ住宅を造るには、太陽に素直な設計をすることが大事だからです。これは、ドイツのパッシブ研究所が提案したパッシブハウスの考え方です。
今、日本で最も高性能な省エネ住宅を造る IJ工務店さんは、以下の性能指標です。
①断熱、気密 : Q値=1.2 C値=0.6以下
②冬の暖房対策 : 全館床暖房(微弱運転)
➂夏の涼対策 : 全館冷房(強運転)
➃冷房時の増エネ対策 :大容量太陽光発電
これを、太陽の光を活用したお家だと、以下 の性能指標になります。(ちなみにこの指標は、 弊社が現在開発中の新商品の指標です。)
①断熱、気密 : Q値=1.6 C値=0.6以下
②冬の暖房対策 : 日射取得(太陽の光を取り入れる)
➂夏の涼対策 : 日射遮断(太陽の光を遮断する)
➃冷房時の増エネ対策 : 不要
上記の①~➃を比較すると分かるのは、太陽に素直な設計を用いた家は
●建設コスト
●ランニングコスト
上記2点が、圧倒的に経済的だということです。
(つまり建築費用が安くて、 光熱費も抑えら れるということです。)
もちろん、パッシブの手法を取り入れるには、高度な知識が必要になってきます。特に日射取得、日射遮断は専門的に学んだことがないと難しいと思います。(詳しく知りたい方は、私に聞いてくださいね。)