『夏にも結露は起こる!?』 | 上越市の省エネ住宅のことなら横尾建設工業

『夏にも結露は起こる!?』

 皆さん、こんにちは。9月に入ってようやく暑さが和らぎ始めましたが、今度は台風が多くて心配ですね。これだけ異常な気象だと、今年の冬はとても寒くなって大雪にならないか心配です。


 暑い日々を過ごしていると忘れがちですが、寒くなってくると、あの嫌な現象が起こります。特にアパートにお住まいの方は悩まされている方が多いのではないでしょうか。
 その現象とは『結露』です。窓ガラスや窓枠、押し入れの中、酷いときには室内の壁紙までもが結露してしまいます。この結露が嫌で、早くお家を建てたい・・・という方もいらっしゃるぐらいです。


 そもそも、結露は温度の差によって起こります。暖まった湿った空気と、冷たい空気がぶつかるポイントで発生します。冷たい窓ガラスに水滴がたくさん出来るので、何となくお分かりかと思います。
 皆さんが目にしている結露は窓ガラスがほとんどだと思いますが、これが目に見えない場所で発生している場合があります。『壁内結露』壁の中、 天井、床下に結露が発生することをいいます。これが、 一番恐ろしく、 気をつけなければいけません。 あまり皆さんにはこの現象の 怖さは伝わっていないと思いますが、壁内結露が起きるとどんな問題が発生するのでしょう?

➀壁内が結露によって劣化する。 木材が腐る。

➁断熱材が濡れる事によって断熱性能が低下する。

➂壁内でカビが発生して健康に害をなす。

こんなことが起きてしまいます。あまり意識 していませんが、ちょっと心配ですよね。


 もう少し詳しくご説明すると、熱の移動は『温度の高い所→温度の低い所へ』移動します。つまり、冬期間は、暖房によって暖まった湿った空気が、壁を通過して外部方向へ移動しようとします。このときに、湿った状態の暖かな空気と冷たい空気とぶつかることによって、結露が発生してしまいます。
 もちろん、結露の発生メカニズムは解明され ているので心配はしなくても大丈夫ですが、せっかく造るマイホームが結露だらけにならな いような知識は持っていて欲しいと思います。


具体的は壁内結露対策ですが・・・


➀室内の暖房機器の正しい選定を行う。(開放型石油ストーブなどは使用しない。)

➁石膏ボードの下と断熱材の間に防湿フィルム の施工を行う。

➂断熱材の透湿係数を考慮して、湿度が室外側へ移動しない断熱材を検討する。


といったことが考えられます。

それでも、まだ心配ですよね。

では、 どうしたらいいのか?

私の場合は、実際に壁内結露が発生するかど うかを確認するには、コンピューターによる解析を行っています。

例えば同じ断熱の仕様でも、比較的暖かな直江津と、夜の寒さが厳しい 妙高高原では気温の差がかなりあります。直江津で壁内結露が起きなくても、最低気温が低くなる妙高高原では壁内結露が発生してしまう可能性があるからです。
 このコンピューターによる解析では、室内から外壁に向かって使われている材料の特性値を入力します。

例えば室内側からビニールクロス →石膏ボード→ポリエチレンフィルム→断熱材 →耐力面材→透湿防水シート。 これらの材質の➀熱伝導率、➁透湿比例抵抗、➂厚さ、➃熱抵抗、 ➄室内外の温度・湿度入力することで・・・

● 境界面温度 ● 露点温度 ● 飽和水蒸気圧 ● 実在水蒸気圧 ・・・が分かります。  

分かりやすくいうと、結露するかどうかが正確に判定できるのです。

これから家造りを考えている方で、ぜひシミュ レーションしてみたい!という方は、見学会で私や石塚に声をかけてみてくださいね。


 ちなみに、夏でも、とても冷やした状態のお部屋も条件によっては壁内結露を起こす場合があります。この場合、室内側の壁裏に結露が発生します。ただし、夏の壁内結露は、よっぽどの 悪条件が揃わないと発生しませんので、新築のお家であれば、まず大丈夫だと思います。

 それでは、また次回お会いしましょう!


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